N-アセチルグルコサミンとは?

グルコサミンと名前に入っていますが、
一般的なグルコサミンとは大きく違います。

簡単に言うと・・・
N-アセチルグルコサミンはグルコサミンの約3倍の力がある
と言われています。

どういった働きがあり、そしてどういった効果があるのか、
詳しく紹介していきます!

N-アセチルグルコサミンのしくみ

N-アセチルグルコサミンは、グルコサミンと同じ
アミノ酸の一種ではありますが、
グルコサミンが自然界には存在しないのに対して、
N-アセチルグルコサミンは天然に存在するアミノ酸で、
天然グルコサミンとも言われています。

N-アセチルグルコサミンは、ヒアルロン酸やコンドロイチンを
生成するための原料にもなっています。

グルコサミンとは抽出方法や分子構造も違っているので、
また別のもの
と思った方がいいかもしれません。

N-アセチルグルコサミンは、エビやカニに含まれている
キチンという成分から、酵素分解という方法を使って
抽出されています。

N-アセチルグルコサミンが含まれている食べ物としては、
エビやカニの甲羅(殻)、牛乳、チーズ、きのこ類、
また、体内にも存在していて、
皮膚、関節(関節液)、軟骨、脳、眼などにも含まれています。

グルコサミンは、独特のにおいや味が特徴的ですが、
N-アセチルグルコサミンは単糖類(ムコ多糖類の一種)なので、
甘みがあるのが特徴
です。


効率よく摂取できるのがN-アセチルグルコサミン!

N-アセチルグルコサミンを直接摂る方が、効率よく摂取できます!

・・・と突然言われてもピンときませんよね。
詳しく説明していきます。

まずは、成分を摂取してから体内で利用されるまでの
流れを知っておいてください。


グルコサミン
グルコサミン摂取 → N-アセチルグルコサミンに変換
→ ヒアルロン酸などへ変換 → 吸収

N-アセチルグルコサミン
N-アセチルグルコサミン摂取 → ヒアルロン酸などへ変換 → 吸収


どちらの種類のグルコサミンを摂取しても、
結局は体内でN-アセチルグルコサミンに変換されます。

「じゃあ、N-アセチルグルコサミンに注目する必要はない!」
と思われるかもしれませんが、それは間違いです。

グルコサミンは摂取後に腸で吸収され、
N-アセチルグルコサミンへと変換してから体内で利用されます。

吸収・変換の過程で、大半がエネルギーとして消費されてしまうんです・・・!

しかし最初からN-アセチルグルコサミンを摂取していれば
変換の手間が省けるわけですから、エネルギーとして消費される量が減ります。
つまり、その分体内で利用される量は多くなるんです。

その利用率は、なんとグルコサミンの3倍!

グルコサミン1500mgを摂取することと、
N-アセチルグルコサミン500mgを摂取することで
得る効果は同じということです。


N-アセチルグルコサミンで一石二鳥!大きな2つの効果

N-アセチルグルコサミンを摂取していくと、
どのような効果があるのかがやはり気になりますよね!

男女関係なく、様々な嬉しい効果が期待できますが、
特に女性の方が喜ぶような効果もあります。

大きな2つの効果を挙げてみます!


関節の動きがなめらかになる!

関節と関節をつなぐ部分を守ってくれているのが軟骨。
この軟骨が、スムーズに動けるようにサポートを
してくれている成分がグルコサミンです。

また、N-アセチルグルコサミンは、こちらも関節に良いとされる
コンドロイチンの生成を促す力も持っています。

加齢とともに、軟骨が生成される量も減少していきますが、
N-アセチルグルコサミンは軟骨を生成する成分でもあるので、
摂取することで関節のトラブルが起きにくくなります。

単発的に摂取するのではなく、継続することが大事です。
そうすることで、より良い効果が期待できますね。


肌の潤いアップ!

グルコサミンと言うと、やはり関節痛に効くといった
イメージをお持ちの方が多いと思いますが、
実は美容面においても良いメリットがあります!

N-アセチルグルコサミンは、摂取すると、
体内でヒアルロン酸の元になります。

ヒアルロン酸は1gで6ℓもの保水力があると
言われているので、肌の乾燥を防ぎ、
潤いを保ってくれる働きがあります。

加齢とともに肌の弾力やハリがなくなったり、
たるんできたりしてしまうのは、体内のヒアルロン酸が減少し、
それが肌の老化へとつながっているからです。

このヒアルロン酸は、肌だけではなく、
軟骨にも潤いを与えてくれます
つまり、関節をスムーズになめらかに
動かせることにつながりますね。

肌や軟骨の潤いのためにヒアルロン酸だけを摂取しても、
分子が大きいので、体内に吸収されやすいように
一度N-アセチルグルコサミンに変換されるため、
実際に体内に吸収される量は
摂取したうちの10%にも及びません・・・。

しかし、N-アセチルグルコサミンを直接摂ると、
約80%が吸収されるので効果が出るのが早くなります。

その点から考えても、やはりN-アセチルグルコサミンを
直接摂るのが効率が良い
ことがわかりますね!


N-アセチルグルコサミンに向いている人、不向きな人

N-アセチルグルコサミンがどんな人に向いているかと言うと、
N-アセチルグルコサミンは体内でヒアルロン酸に変換されるため、
関節の動きが気になるうえ、肌の潤いなどの美容面も気になる人には
ちょうど良いかもしれません。

また、通常のグルコサミンの約3倍の働きがあるのが
N-アセチルグルコサミンなので、
グルコサミンの3分の1の量を摂取するだけでいいという点から、
摂取するサプリの数や回数を極力少なくしたい人や、
手軽に飲みたいという人
に向いていると言えます。

例えば、UMIのN-アセチルグルコサミンなら、
1粒あたりの大きさは1円玉位とやや大きいですが、
1日1粒の摂取で良く、1粒に1,000mgもの
N-アセチルグルコサミンが含まれているメリットがあります。

フジフイルムのグルコサミンもN-アセチルグルコサミンで、
こちらは1日5粒の摂取で500mgのN-アセチルグルコサミンが
摂取できます。
1日5粒ですが、1粒あたりの大きさが小さいので、
飲みやすいのが嬉しいですね。
グルコサミンの約3倍働いてくれるので、
実質的には1日摂取目安量の1,500mgが摂れることになります!

反対に、摂取する際気を付けないといけない人は、
糖尿病の方です。

N-アセチルグルコサミンは糖類なので、
血糖値が上がってしまう可能性がある
ため、
摂取したい場合は事前に担当医に相談した方が良いでしょう。

また、エビやカニから抽出されている成分なので、
甲殻類アレルギーや魚介アレルギーの方も要注意です。


<<グルコサミンにも種類がある?  | トップページ |  今わかっていることって?>>